ランクル250 VX(265/65R18)オーナーの皆様へ
適合する非金属タイヤチェーンをお探しの際、中華製品には十分ご注意ください。
筆者はAmazonで中華製の非金属チェーンを購入しましたが、サイズ不適合や品質の問題に直面しました。
本記事では、その詳細な体験談と、Amazonでのスムーズな返品手続きについて解説します。
安全なドライブのために、ぜひ参考にしてください。

ランクル250(VX)の適合サイズ(265/65R18)に合う非金属チェーンを探していたところ、国産の有名メーカー「バイアスロン」には対応商品がありませんでした。仕方なくAmazonで類似の中華製非金属チェーンを購入しましたが、やはり失敗…。この記事では、その実体験をもとに、中華製チェーンの問題点と注意すべきポイントを紹介します。
Amazonの海外からの配送について
Amazonの海外配送は注意が必要
今回の製品はAmazonで購入しましたが、Amazon直販ではなく、マーケットプレイスの出品者(第三者販売者)からの購入でした。しかも、中国からの発送だったため、手元に届くまでに約半月かかりました。
配送業者は、海外ではYunExpress、国内では佐川急便でした。しかし、以下のような問題があり、配送状況が非常に分かりにくかったです。
• Amazonの注文履歴の配送状況がなかなか反映されない
• 国内に到着しても、佐川急便の伝票番号が通知されない
• いつ届くのかわからず、不安が続く
ちなみに、YunExpressの荷物は、「ゆんエクスプレス追跡」で追跡可能ですが、税関でのトラブルが発生する可能性もあるようです。「ゆんエクスプレス追跡」
そのため、確実に入手したい場合や、早く受け取りたい場合は、Amazon直販かどうかをしっかり確認してから注文することが重要だと感じました。
Amazonマーケットプレイスの商品とAmazonの直販商品の見分け方
販売元による見分け方
- 「販売元」に「Amazon.co.jp」と記載されている場合は、Amazon公式が販売する商品です。
- 「販売元」に「出品者名」と記載されている場合は、Amazonマーケットプレイスの出品者です。
また、商品ページの「出荷元」を確認することで、Amazonの倉庫から配送されているかどうかを見分けることもできます。
出荷元による見分け方
- 「出荷元」に「Amazon」と記載されている場合は、Amazonの倉庫から配送されている商品です。
- 「出荷元」に「出品者名」と記載されている場合は、出品者が商品を自己発送している商品です。
中華系非金属チェーンの取り付け
届いた商品はサイズ表記がよくわからない・・・ 正しい商品なのか判断できない状態。

開封してみると・・・説明書もない

取り出してみると、それっぽいけど、バイアスロンに比べて明らかにゴムが薄くて貧弱。
接続金具も適当というか、バラバラと取り付けにくそう。

さらに金具の取り付けに不具合があり一部がねじれていました。

ちなみに商品にはZX,VX,GXに適用と記載がありましが、今思えばだいぶ怪しいです。
ZXだけノーマルタイヤ外径が大きいですし、そもそもZX純正タイヤにチェーンは装着できないそうです(クリアランスの問題?)
その辺を理解していない人が売っている可能性もあり、ランクル250適合外製品を誤って出品している可能性も否めません。
不安を感じながらもとりあえず装着を試みてみました。

説明書がないので類似品の取り付け方法をyoutubeで参考にしながら格闘すること1時間。
とくに厳しかったのが、チェーンサイズがタイヤに対してギリギリでフックの接続にかなりの力が必要です。

男性でも相当な力技で取り付ける必要があります。
商品説明には女性でも簡単に取り付けできるとありましたが、絶対無理なレベル。
というかこれは流石にサイズ不適合なんでは?
一応、バイアスロン風のロックする仕組みがありますが、サイズがパンパンで金具が貧弱なせいか一発で曲がりました。

このように品質に問題があることから、実際に使用した場合も走行中に切れるかもしれないのでかなり心配です。
結論、中華製のタイヤチェーンは買わない方が良い
国内有名メーカー(例えばオートバックスの取り扱い商品の適合表など)でランクル250適合が見当たりませんでした。
その他は多数の中華製非金属チェーンがAmazonなどで販売されていますが、今回の商品はかなり品質に問題がありました。
残すところは、トヨタのメーカー純正品のチェーンがありますが、金属製であるにも関わらずかなり高額です。
しかし、安全面での不安を考慮すると、無駄な商品を購入するより純正品を購入することをお勧めします。
購入はインターネットのショップからも購入できます

ただし、ネットショップは純正品はメーカー仕入れする都合があるため、配送まで時間がかかることが多いです。
在庫ありの表示があっても、やっぱりなくて配送が遅れる、などのトラブルになることも考えられます。
お急ぎの場合は、ディーラーに相談をするのが一番確実かと思います。(ディーラーなら数日で入荷するはず)
また、最近ではチェーン規制に対応したスノーソックスも販売されているようです。
なかでも、AutoSockはNEXCO東日本で救援車両への採用もされているのでおすすめです。

Amazonマーケットプレースの返品方法について
今回、Amazonマーケットプレース(海外)からの購入品を返品する際にトラブルが発生しました。
改めてAmazonの返品のルールについて詳しく調べる機会があったのでまとめておきます。
Amazonの返品方法
Amazonの返品は国内出荷の場合は、注文履歴から簡単に行うことができます。
注文履歴から「商品の返品」を選択して、配送業者(ヤマト運輸)に集荷依頼も同時にできます。
あとは「返品受付ID」(バーコード)を印刷して商品に同梱して配送するだけです。
Amazonマーケットプレース(海外)の返品方法
一方で、Amazonマーケットプレース(海外)の返品は少し煩わしいです。
配送まで手順は同じですが、海外配送になるので配送業者の手配は自身で「DHL」に配送依頼する必要があります。
また、海外出品者の場合、返送先の連絡がこない。返金がされない。などのトラブルの可能性もあります。
返品に関してトラブルが発生した場合は、とりあえずAmazonの「カスタマーセンター」に相談しましょう。
カスタマーセンターに相談の際は、電話またはチャットで担当者と直接相談することをお勧めします。
手順が少し複雑ですが、アカウントサービス>カスタマーサービスに連絡>商品選択>返品・交換・返金>返品方法について、を選択していくと、最後に「カスタマーサービスへ連絡」から問い合わせが可能です。
Amazonマーケットプレイス保証について
返品リクエストや返品しても反応がない、返金がされない、などのトラブルが発生時は、「Amazonマーケットプレイス保証」により返金してもらうこともできます。保証内容や申請方法についての詳細は「Amazonマーケットプレイス保証」を参照してください。
今回、実際に返品リクエスト後に出品側からの返送先の連絡がなく困りました。
カスタマーセンターに問い合わせたところ、返品リクエストから1週間放置された場合は自動返金となるそうです。
今回は出品者への中国語でのメッセージ対応(返送先の連絡を48時間以内にするよう催促)をカスタマーセンターに代行してもらい、返品リクエストから1週間の待機後に、改めてカスタマーセンターに返金処理を依頼する流れで無事返金してもらことができました。
Amazonのカスタマーセンターはかなり親切なので、何か困ったことがあれば問い合わせしてみてください。