シンプルながらも奥が深いオイルパスタのペペロンチーノ。
ニンニクとオリーブオイル、鷹の爪、パセリがあれば誰でも作れますが、もう少し味に深みが欲しいところ。
そんな時に格段に美味しくできると評判の調味料があります。
こちら鮎から作られた魚醤で、和食はもちろん、フレンチ、イタリアンの隠し味にも利用されているそうです。
最近では料理系のyoutube動画やSNSで話題となり一時入手困難になるほどの人気がありましたが、少し流通も安定してきて、普通に購入できるようになってきました。
今日はこの鮎魚醤のレビューを兼ねて鮎魚醤を使ったペペロンチーノを作っていきたいと思います。
鮎魚醤を使ったペペロンチーノ レシピ
材料
- スパゲッティの麺 100g
- ニンニク 2かけ
- 鷹の爪 少々(1つ、輪切りならひとつまみ)
- パセリ(あればイタリアンパセリ)
- オリーブオイル(20ml)
- まるはら 鮎魚醤(ほんの少しだけ)
- お湯(1リットル)
- 塩(14g お湯に対して1.4%)
材料のうんちく
シンプルなパスタなので材料にはこだわりたいところ
特にパスタの麺とオイルパスタなのでオリーブオイルに拘ると格段に美味しくなります。
パスタの選び方
オイルパスタは細めの麺が合うのでバリラのスパゲッティーニ(1.6mm)を選びました。
銘柄はバリラとディチェコ有名ですが、それぞれ製法が異なり特徴が違います。
- バリラはテフロンダイス製法
- 表面がツルっとしていてコシが強い
- ディチェコはブロンズダイス製法
- 表面がザラっとしていて小麦の香りが強い
ちなみに好みによりますがオイルパスタはテフロン系が合うと言われています。
銘柄選びはこちらが参考になります。
・【パスタ銘柄の選び方】もう迷わずこれを買え!!【初心者向け乾燥パスタ編】
オリーブオイルの選び方
主に以下の2種類があります。
- 香りの強い「エクストラバージンオリーブオイル」
- あっさりした「ピュアオリーブオイル」
オイル選びも諸説ありますが、今回はペペロンチーノに合うと定評のある「モニーニ ピュアオリーブオイル」を使います。
世間では
加熱するオイルパスタのベースにエ
クストラバージンオイルを使うと香りが飛ぶ。
エクストラバージンオイルはオイルベースに使うと重たくしつこくなる。
コーン油やコメ油があっさりして美味い。
などの意見は様々。
でも、大御所や人気のシェフほど高級なエクストラバージンオイルを使う方が多いです。
結局のところはオイルの品質や調理方法にもよるんだろうなと。
高級なエクストラバージンオイルがとっても気になるところですが・・・
有名シェフ愛用の「バルベーラ ロレンツォNo5」
amazonで鮎魚醤と一緒に購入されている商品に出てくるので、人気あるんだろうな。
家庭ではちょっと手が出しにくいので、そこはコスパなども考えて選べば良いかと思います。
オリーブオイル選びはこちらが参考になります。
【オリーブオイルソムリエが選ぶ】スーパーで買えるの比べてみた!ファビオのお気に入りはこれ
これを見るとピュアオリーブオイルは揚げ油以外で使えなくなるんだが・・・
【ペペロンチーノ#16】にんにくの加熱における米油・エクストラヴァージンオリーブオイル・ピュアオリーブオイルの違い【オイル#1】
これを見ると家庭料理のオリーブオイルならどれも一緒なんでは??
色々試してお好みのオイルを探してみてください。
魚醤について
今回の主役のまるはら鮎魚醤。
琥珀色が美しい・・・
魚醤独特の臭みやクセが全くない鮎魚醤は、原材料は鮎と塩のみ。ジャンルやお料理を選ばず、いろんなタイミングでお使いいただける万能調味料であり、万能エッセンスです。お料理の味にアクセントをつけたい時、味を整えたい時、逆にクセや臭みを消したい時にもお使いいただけます。キッチンに一瓶あるととても重宝する調味料です。
メーカーの説明引用
魚醤とは. 魚を塩で漬け込んで発酵させてできる調味料です。
タイの「ナンプラー」、ベトナムの「ニョクマム」なども有名ですね。
隠し味に使われる魚醤にはクセの強い匂いがあるものですが、この鮎魚醤はクセがないのが特徴。
蓋を開けて匂いを嗅いでみると、柔かーい魚の香りがします。
味見をすると塩辛のような塩気と、魚の出汁を凝縮した旨味と風味をしっかり感じます。
この柔らかさが料理を選ばず万能に使える調味料として重宝されています。
こちら容量は115mlと200mlがあります。
115ml
200ml
プレ値の転売屋にご注意ください。
値段は500円ぐらいの差なので200mlの方がコスパは良いです。
にしても、200mlで¥2,900。
正直、買うのに躊躇する値段です。
しかし、隠し味に少量使うようなもので日持ちもしますし、
何より万能でなんでも美味しくなるなら買う価値ありかと!!
日本の魚醤では能登半島の「いしり」も有名です。
こちらはそれほど高くないので、また使い比べてみたいと思います。