記事の内容について
この記事では最強のLEDランタンとして定評のあるルーメナー2と類似品のGeuogとの違い、機能比較について紹介します。
ルーメナー2の所有者が実際にGeuogを購入・使用して比べてみました。
所謂「ばった物」と本物の比較検証ですが、検証の結果は意外なものとなりました。
プロローグ
ルーメナー2は近年購入したキャンプグッズも含め、個人的に買って良かったものランキング ダントツ1位のLEDランタンです。
その特徴は
- キャンプのメインランタンとして十分な1500ルーメンの光量
- モバイルバッテリー機能付きで長時間使用可能な充電式バッテリー
- スマホなみの携帯性、高級感のあるルックスに、IP67の防水性
これだけでも十二分に買いなわけですが、写真撮影の照明や災害時の備えとしても活用できる。
まさに手放せないお気に入りアイテムでした。
しかし・・・先日悲しい出来事が。
最近は釣りの集魚灯としてよく利用していたのですが、セッティング最中に誤って海に落としてしまいました。
あまりにも急なお別れで現実を受け入れられないほどのショックでした。
しかし、もはやこの子なしではやっていけないほど愛用していた為、速攻でリピ買いすることにしました。
久しぶりにルーメナー2でAmazonを検索してみると、、おや、なんだこれは。そっくりな類似品があるじゃないですか。
愛してやまないルーメナー2ですが、如何せんお値段が高い。「16,280円」が相場。ポンと出すには躊躇する値段です。
この類似品の方は、Geuog(なんて読むんだ?)というらしいですが、お値段少し安め。
ハイハイ、よくある偽物、劣化版、怪しさ爆発。と一蹴仕掛けたのですが。
よーく内容を確認すると、機能面ではルーメナー2と遜色ない内容になっています。
さらにルーメナー2で気になっていた部分が改良されているではないですか。
しかも、今なら半額クーポン適応で6000円台。
レビューも悪くない。
というわけで、思い切ってポチってみました。
ルーメナー2とGeuogの機能比較
二つの機能比較についてまとめてみました。
商品名 | ルーメナー2 | Geuog |
サイズ | 129×75×22.7mm | 135×77×22.6mm |
重量 | 280g | 316g |
明るさ | 4段階 ▪️100Lm ▪️500Lm ▪️1000Lm ▪️1500Lm | 100段階 20Lm〜1500Lm |
色温度 | 3色 ▪️5700K(昼光色) ▪️4500K(昼白色) ▪️3000K(電球色) | 4色 ▪️昼白色6000K ▪️自然色4500K ▪️電球色3000K ▪️赤色 |
バッテリー 容量 | 10000mAh | 10000mAh |
連続 点灯時間 | 8時間〜100時間 | 8.5時間〜300時間 |
充電回数 | 500回 | 500回 |
防塵・防水規格 | IP67 | IP67 |
三脚接続 | ◯ | ◯ |
モバイル バッテリー | ◯ | ◯ |
付属品 | ケース カラビナ 充電ケーブル 磁石フック | ケース カラビナ 充電ケーブル |
主要機能についてはルーメナー2に完全に合わせてきています。
- LEDライトの主要機能である明るさ、バッテリー容量、点灯時間等に違いはない。
- その他、防水規格、三脚接続、モバイルバッテリー機能の有無にも違いはない。
以下が異なる点になります。
Geuogが優れている点
Geuogは調光が無段階(100段)で調整可能
Geuogは赤色がある
最長点灯時間は光量最小で300時間まで使用できるため長くなっています
Geuogがやや劣っている点
Geuogの方が少し大きくて重い(横並びで比較しないとわからなレベル)
Geuogは付属品に磁石フックがない(代わりに本体に磁石付き)
サイズは使用するには気にならない差で、磁石フックもイマイチ出番がないので不要かと。
その他にも機能詳細表記にないものとして、ケースがGeuogの方がコンパクトだったり、操作ボタン、電池残量表示、本体のフック仕様などが異なります。(詳細は使用レビューで後述)
オリジナルのルーメナー2のブランド感、安心感はありますが、機能面ではGeuogの方が高機能で使い勝手が良い。と言えます。
使用レビュー
続いて、実際に商品を使用して詳細について確認していきたいと思います。
商品ケース
まずは商品の箱について。一見、高級感のある外装ですが、中は普通の厚紙の箱が入っています。
収納ケース
ルーメナー2同様のセミハードケース付属(デザインもそっくり)
Geuogの方がコンパクト。ルーメナーは無意味に分厚くて使い勝手悪いです。
こちらも同様に小物収納ができます。(付属品のカラビナ、USBケーブル)
本体収納部。ケースは作りが良く模造品特有の荒さも見当たりません。
本体はマットなブラック。操作ボタンが、電源、調光ボタン「+、ー」で独立。液晶表示付き。
外観
LEDライト面。同じLED数で、昼白、電球のセットが6列*5行=30基ありルーメナーと同じ。
側面。手に馴染むスリット付き。
本体の見た目も本家ルーメナーと引けを取らない作りになってます。
ボタン操作と液晶表示
- ボタン操作
- 電源ボタンを長押し→点灯・消灯
- 電源ボタンクリック→色温度モード切り替え
- +、ーボタンクリック→調光100段階。長押しで早く調整可能
- 液晶
- 調光時は調光レベル
- 充電時・電源ボタン操作時はバッテリー残量表示
ボタンの操作性もモード切り替えと調光ボタンが独立しており液晶で確認もできるためとても操作しやすいです。
また、Geuogの調光設定は記憶されるため次回の電源起動時に前回の設定で点灯してくれます。
その他、電池残量も%表記でわかりやすくなっており、ルーメナー2からの改良されています。
ルーメナーはボタン操作が側面にある1つのボタンで、クリックは調光、長押しで点灯・モード切り替え・消灯を兼ねていたので操作がしづらかったです。液晶表示が無く、電池残量はLED4段階表記、現在の光量が分かりづらい。なども不便でした。
ランタンフック
ランタンフックもルーメナーと同じく本体埋め込み式になります。
細かい工夫ですが爪がかかるよう凹みがあるので開けやすいです。ルーメナーは硬くて凹みもないので開けにくかった。
ランタンフック展開時90度で止まります。
リングの中央に少しだけ凹みがあります。
ランタンフックやカラビナを利用して吊るすことができます。
こちらはルーメナーのフック
ギザギザで角度を固定できる。という意図のようですがさほど重要なものでもないかな。
ルーメナー付属の磁石フック。イマイチ用途がわからない・・・
Geuogには磁石フックが付属しません。
本体の丸い部分にくっつくのでタープなど布の間に挟んだりすることを想定しているようです。
フックの角度調整が硬いので、好みの角度で固定して利用できるメリットもあったようです。
Geuogに付属のカラビナで吊るしたところ。
本体磁石
ランタン本体側に磁石が埋め込まれているので、磁石フックがなくてもくっつけることができます(車とか?)
入出力部
電源入力側・出力は兼用のUSB Type-C、Type-Aの2系統。
ちなみに付属のUSBケーブルは Type-C→TypeAになっています。
三脚接続部
カメラの1/4三脚に接続して利用できます。
写真撮影等に利用するのにマストの機能。
ちなみに私はベルボンのセルフィースタンドに接続して利用してます。相性バッチリ。
点灯モード
他にも+ー同時押しで緊急時のフラッシュ点滅モードがあります。
光量はルーメナー2と同等に明るく違いを感じませんでした。
また、ルーメナー2の調光は4段階で微調整できませんでした。
その為、弱でも100Lmと明るすぎるため、インナーテント内などは眩しすぎて使えませんでした。
Geuogの20Lm〜1500Lmと微調整できる機能はメリット大きいです。
総評
主な評価ポイントはこちら。
商品 | ルーメナー2 | Geuog |
液晶表示 | × なし | ⚪︎ 数値わかりやすい |
ボタン操作 | × 1ボタンで使いづらい | ⚪︎ 独立ボタンで使いやすい |
調光 | × 4段階 | ⚪︎ 100段階 |
収納ケース | × 分厚い | ⚪︎ コンパクト |
デザイン | ⚪︎ 5種類豊富 | △ 3色のみ |
価格 | × 12000~16000 高い | ⚪︎ 通常12000 ,クーポン適応で6000程度 |
安心感 | ⚪︎ ブランドの安心感 | △ PSE取得済と記載あるが・・・ |
- LED 主要機能に違いがない
- Geuogの方が調光機能がある
- Geuogの方が液晶表示、ボタン操作性で使いやすい
- Geuogの方が安い
- カラーバリエの豊富さとブランド安心感ではルーメナー2
特にGeuogの細かい調光機能は大きなメリット。
機能が優れいているのにコストパフォーマンスも高いので、特にブランドに拘りのない方はお勧めです。
Geuogはルーメナー2より機能面で優れていて完全に本家を食っています。
とりあえずAmazonでクーポン適応できる時にGeuog買っちゃいましょう!
私は半額からの2割引というチャンスがあったので2台購入しました。
これと雰囲気の良いガスランタンあれば何もいらないかも